ヤゴ救出作戦とは?


経堂小学校のプール開きのため、プールの水を抜き、掃除をして、みんなが泳げるため準備を行います。

プールには、去年から貯めていた水の中にヤゴなど沢山の生物がすんでいます。しかしヤゴが成虫になる前に、プールの清掃の為に排水とともに流されてしまいます。

そこで、子供達にヤゴを救い出してもらい、育て見事に成虫に育てる作戦が開始します。

ぜひ、子供と一緒にヤゴから成虫へ育て、自然に対して興味・関心をもち、豊かな感性が育てばと思います


開催について


<開催日時>

 2024年5月11日(土) 

 ※雨天決行となります

 

13:30~ 

  1~3年生受付、実施説明、A/Bグループ分け

 

13:45~ 

  Aグループ:ペットボトル簡易水槽の工作 

  Bグループ:ヤゴと救出

 

14:15~ 

  Aグループ、Bグループを入れ替えて実施

 

14:45~ 

  4~6年生受付、実施説明、A/Bグループ分け

 

15:00~

  上記1~3年と同様、30分単位で工作と救出を入れけて実施

 

16:00~後片付け

 

<場  所>  

 桜門から入り、第一昇降口付近に受付を行い

 経堂小学校のプールで実施

 

<参加対象者> 

 経堂小学校在校生

 ※1~3年生は必ず保護者同伴でお願いします

 

<用意する物> 

 タオル、ペットボトル(ヤゴの簡易水槽を作成)、持って帰る水槽、虫取り網

 濡れてもいい服装で、出来れば着替えを持参ください

  ※プールに入ってヤゴを捕まえるので濡れます

 

 また、今年はプールサイド補修工事の影響で、コンクリ部露出箇所がある為、素足では無くアクアソックス、

 踵のあるクロックス等の履物を持参ください

 また、その際は外履きとは分けてください

 

<お願い> 

・おやじの会主催のイベントとして、子どもたちを撮影した写真をホームページに載せることがあります

 予めご了承ください。

 

・雨天決行となりますが、その他伝達事項があればオヤジの会のLINEにて連絡を行いますので、

 下記からオヤジの会LINEの友達登録をお願いします。

 

 

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ヤゴ救出作戦の流れ


①ヤゴを救出しよう!

開催日当日に、経堂小学校のプールで、ヤゴ救出しましょう。

②ヤゴの家を作ろう!

 開催日当日に、ヤゴの家づくりを実施します。

 ペットボトルをもって来て頂ければ、オヤジの会のメンバと一緒にヤゴの家を作ります

 ※作り方は、下記の動画を参照ください。

 

 完成したヤゴの家に水を入れましょう。水道水の場合、必ず24時間汲み置きし、カルキを抜いたものを使用します。

 また、水温は上がり過ぎないよう(約25℃)に気をつけましょう。

 次に水草、小石、木の棒など、ヤゴがつかまって休んだり、隠れたりする場所をつくります。

 さらに、羽化の足場になる木の枝などを入れておき、倒れないようにしっかりと固定する。

 2ひき以上入れるときは、とも食いを防ぐために、小石を多くしてかくれるところを作ります。

 

③ヤゴにエサをあげて、水をかえよう!

ヤゴは、肉食なので生きたものを食べます。具体的には、ミミズ(糸ミミズ)、ボウフラ、ミジンコ、メダカ、オタマジャクシ、アカムシを与えてください

この際、毎日少しずつ与え、余った餌は、水の汚れの防止のため、整理する。また、餌が足りないと共食いを始めるため、多すぎず、少なすぎず適当な量を与える。

 

具体的には、水が溜まっている箇所や、池にボウフラ、ミジンコがいます

また、アカムシは釣り具屋にもエサとして置いています。

左:アカムシ 右:糸ミミズ


ヤゴのエサは、下記の釣具店でヤゴのエサのアカムシくださいって言えば、売ってもらえます

店名:高修釣具

住所:世田谷区八幡山1-2-3

電話:03-3302-0896

アカムシの値段は、330円でした

店主は、気さくな方でアカムシの保存方法など色々と教えてくれました

場所は、経堂小学校からヨークマートを超えて、ドミノピザのすぐ近くです

羽化の準備しよう

5月中旬~6月前半頃、ヤゴが餌を食べなくなり、羽の部分が盛りあがり黒っぽくなってきたら羽化が始まりますので、水の量を少なくしてあげてください

羽化は夜間に行なわれます。昼間であっても、水槽の周りを黒い紙で覆ってあげると羽化することができますので、工夫をすると良いです。

ヤゴが棒に登ると、もうすぐ●●になるという合図です。


④空へ・・・

羽化した●●をお子さんと一緒に空へ帰してあげましょう!!



ヤゴの豆知識


ヤゴの豆知識コーナーです、是非、お子様に自慢してあげてください

◆ヤゴの名前の由来

ヤンマの子供で、ヤンマコとなり、その後は、ヤンマコ→ヤンコ→ヤゴとなった。ヤンマは大形のトンボの総称となります

 

◆水の中のさそり??

ヤゴを漢字で書くと「水蠆」となり、蠆は、サソリと読みます。これは、ヤゴがサソリに似ているからという説がありますが、詳細は不明。

ちなみに、サソリの形から発生した漢字(甲骨文字)は、3つあり、「蠆」、「蠍」、「萬」となります

 

 

◆田の神様?

弥生時代に青銅製の鋳物でつくられた銅鐸に、なんとトンボが描かれています。

銅鐸とは、祭りに用いられ、このトンボが描かれた銅鐸は、稲を育てる土地の神様を祭る際に用いられたそうです。

 

トンボは「田の神」といわれ、ヤゴの時は田んぼでボウフラを食べ、成虫になると稲の大敵であるウンカ・ヨコバイなど食べて豊作に貢献するからとしています。

◆ヤゴの伸びる下唇

ヤゴには、下唇(かしん)と言われる、下くちびるの部分が、折りたたみ式でのびるようになっています。

虫などが近寄ると、下唇をすばやく伸ばして、先の歯(はさみ)でつかまえ、食べます。

 

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